1. バイクが盗まれてしまいました・・・
バイクが盗まれた

バイクが盗まれてしまいました・・・

バイクは常に狙われていると思ってください

バイクの盗難件数は減少傾向にあるものの、バイクそのものの出荷台数が減少していることと合わせて考えると、むしろ盗難発生率は上昇していると言ってもよいくらいです。

警視庁の公表では平成28年度中のオートバイ盗難件数は都内では1940件と大きく減少していますが、これはその前年に大々的に問題になった大規模な盗難事件の手口が熟知されたということが大きいでしょう。

参考>>http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/guard/outobay.html

上記の公表をまとめると、まずバイクの盗難が最も多く発生しているのは住宅の55.9%です。
バイクの盗難は外出先で行われるものというイメージが過去にはありましたが、現在はむしろ自宅に保管しているものが狙われるということが多いと分かります。

バイクの防犯対策の基本としては、防犯グッズや装置を複数取り付けるようにしておくということです。

ほんのちょっとの間だから大丈夫だろうと思っていると、あっという間になくなってしまっていたということもあり得るでしょう。

特に海外メーカーの高級バイクなどは常に盗難の危険性があると言ってもよいくらいなので、自宅に保管をする場合も油断せず、アラーム付きのイモビライザーやココセコムのようなGPS装置をつけておくことをおすすめします。

ちなみに過去の盗難事件によるとハーレー・ダビッドソンなど輸入大型バイクの他、人気の高いスクーターや中型のネイキッドバイクなどが狙われやすい傾向にある車種です。

バイクの盗難にあったと分かったあとの手順

しかしどれだけ厳重な防犯対策をしていても、年々巧妙化していくバイク窃盗団の手口には対応しきれないということもあります。

もしバイクの盗難被害にあったとわかったら、まずは警察署に盗難届を出しましょう。
自宅に保管していたバイクがなくなったという場合は、できるだけ現場を荒らさないようにして警察の人に現場を調べてもらうようにします。

保険に加入している場合などは、自分でも現場を写真で撮影しておくとよいでしょう。

なお保険金を受け取るためには警察への届け出が必須となっているので、できるだけ早めに届け出しておき、受け取った資料などはまとめてファイリングしておくようにします。

一度盗まれてしまったバイクが再び戻ってくる可能性は約4割と言われており、盗難から時間が経つほど返却の可能性は低くなるものです。

バイクの盗難届けと自治体への登録は別となっているので、そのままにしていると軽自動車税や自賠責保険の請求が続いてしまいます。
早めに届け出をして税金支払の保留をしておきましょう。