バイクデートに適した服装は「安全重視」
バイクデートでは、自動車でのデートとは異なり、バイクに乗ることを前提とした安全対策を服装の面にも取り入れることが必要です。
スカートでデートに出かけるなんてもってのほかですが、パンツなら何でもOKというわけではありません。
できれば、厚手の素材で作られているライダースジャケットやボトムスを着用するのがおすすめです。
あまりにも本格的すぎるファッションでハードルが高いという人は、最低でも長袖のジャケットに厚手素材のジーンズなどをあわせるようにしましょう。
靴や手袋も、注意が必要です。
後ろに乗っているだけだからと思っていても、靴や手袋は意外と大切なアイテムで、着用するかしないかによって安全性や快適さが大きく変わります。
バイクが転倒した時に足が挟まれないよう靴はソール部分が丈夫なブーツやスニーカーがおすすめですし、手袋は厚めを着用すると良いでしょう。
髪型はどうする？
バイクデートでは、髪はできるだけまとめておきましょう。
特にロングヘアは、風で髪がなびくと運転の妨げになってしまうリスクもあって危険です。
髪をまとめる際、ポニーテールのように後頭部でまとめるヘアスタイルだとヘルメットをかぶりづらくなります。
そのため、ヘルメットを着用した時に邪魔にならないような位置でまとめるのがおすすめです。
デートなので、髪形もおしゃれに決めたいものです。
しかしヘルメットをかぶると、スプレーなどでふんわりさせた髪でもぺちゃんこになるリスクは高いです。
バイクデートではヘルメットを着脱することを前提として、髪がつぶれても気にならないようなまとめ髪にするとよいでしょう。
軽装で乗るのは危険！万が一の時には大けがのリスクも
バイクデートでは、万が一の転倒に備えトップスもボトムスも厚手のものを選ぶのが原則です。
ライダー用のアイテムを持っていない人でも、これから頻繁にバイクデートをするならこの機会に購入するという選択肢もアリかもしれません。
バイクデートにNGなのは、軽装です。
夏だからTシャツとショートパンツというのは、万が一の時には大けがを負うリスクが高まります。
後悔しきれない事態になることも想定できるので、くれぐれも軽装では乗らないようにしましょう。
靴も、夏にはサンダルやクロックスなどが人気ですが、バイクデートではNGです。
タイヤに足が挟まれると、骨折のリスクがあって危険です。
また、自分は運転しないからとヒールを履くのも、骨折や捻挫のリスクが高くなるのでNGです。
寒い季節にはマフラーを着用する人が増えますが、バイクデートではマフラーもNGです。
マフラーが風になびいてライダーの視界を遮ると、とても危険だからです。