1. 親がバイクに乗ることに賛成してくれません。
親の反対

親がバイクに乗ることに賛成してくれません。

バイク=危険な乗り物という認識をなくす

ここ最近よく言われている「若者の車離れ」ですが、これは自動車だけでなくバイクにも言えることです。

むしろバイクの方が事故のときの危険性が高いということもあり、自動車以上に「離れ」が加速していると言ってもよいでしょう。

特にこれから16~18歳のバイク免許の取得可能年齢を迎える若い人にとっては、両親がバイクに乗ることをよく思わないことから、免許が取りづらいこともあるものです。

現在20歳前後の人の親世代というと、40~50代くらいということになります。
この40~50代くらいの人は今から20~30年ほど前に青春時代を送ってきたということなので、この当時にはバイクが青春という雰囲気がありました。

しかし一方で暴走族などバイクを使った反社会的行為をする不良も数多くいたということもあり、特にこの世代の人にとっては「バイク=不良の乗り物」という認識が強く持たれてしまっている印象があります。

実際に、地元の暴走族団を警察が捕まえたところ、そのリーダー格が40代であったというような事件もありました。

不景気により贅沢な趣味という位置づけになっているバイクの取得について親の世代が難色を示すというのは、そうした世代的な認識の違いがあると言ってよいでしょう。

しかし現在ではそもそもバイク=不良という認識はだいぶ少なくなっており、スポーツ感覚で楽しむ人が大半となっています。

仲間と一緒にバイクでツーリングするという楽しさは自動車でのドライブとは違ったものなので、そのあたりをよく理解してもらえるかどうかがポイントになってくるでしょう。

かっこいいライダーの存在を教えてあげる工夫

もし親がバイクに乗ることを頑なに否定しているようなら、まずは自分がどうしてバイクに乗りたいかを考えてみてください。

おそらくもともとの動機になっているのは、身近な先輩や知人、または芸能人などがかっこよくバイクに乗っている様子を見たことではないでしょうか。

そこでなぜ自分がバイクに乗りたいかということを丁寧に説明して、その上で安全に乗ることを一緒に伝えるとよいでしょう。

危険な乗り物という認識があると、どうしても適当に「乗りたいな~」くらいの軽いノリでの説得では「大丈夫か?」という不安が出てきてしまいます。

ですので説得をするときには真剣にきちんとバイクの話をするのだという時間を作り、その上で自分の意思を示してください。

親自身が過去にバイクに乗ったことがない人の場合、バイクの取得方法そのものがよく分からないということもあります。

そうした時には欲しいバイクの車種を相場価格と一緒に示すなど、具体的に品物を示すことで話がしやすくなるでしょう。