1. レギュラーとハイオクの違い知っていますか?

レギュラーとハイオクの違い知っていますか?

レギュラーガソリンの特徴とは?

ガソリンには異なる種類があるちうことは、ガソリンスタンドでガソリンを入れたことがある方なら必ず知っているでしょう。
実例を挙げると、「レギュラーガソリン」と「ハイオクガソリン」という違う種類のガソリンがあります。

言葉自体は知っていても、実際にレギュラーとハイオクにどのような違いがあるのか分からないという方も多いかもしれません。
レギュラーとハイオクにはどのような異なる特徴があり、どのように使い分けるのでしょうか?

ハイオクはレギュラーよりも質が高く、パワーやエネルギーが大きいというイメージを持っている方は少なくありません。
しかし実はその反対で、レギュラーはハイオクと比べて燃えやすいという特徴を持っているんです。

燃えやすいということはつまり、火がつきやすいということです。
火がついたあとの燃え方にかんしてはレギュラーとハイオクで違いはありません。

ハイオクガソリンの特徴とは?

ハイオクはレギュラーと違い、燃えにくいガソリンと言えるでしょう。
燃えにくいということは、火がつきにくいということです。

ハイオクガソリンは専門的に言うと「高オクタン価ガソリン」と言われています。
オクタン価とは火のつきにくさを表す数字ですが、このオクタン価が高ければ高いほど燃えにくいガソリンということになります。
レギュラーガソリンはこのオクタン価が90程度であるのに対し、ハイオクガソリンであれば100、もしくはそれ以上のオクタン価となります。

ガソリンは、バイクや車を動かす燃料のもとです。
燃えやすいほどパワーが出ると思いがちですが、実はガソリンエンジンは燃えにくいということが大切とされるんです。
燃える必要のない時には燃えないという特徴が低燃費やハイパワーを実現させるからです。

ハイオクはレギュラーと比べると、燃えにくいものの爆発力に優れています。
ちょうど良いタイミングで爆発させることで、強いパワーを車体に与えることができます。

また、ハイオクにはエンジンの中の汚れを落としてくれる成分が含まれているため、エンジンの中をきれいに保ちやすというのも特徴の一つです。

ハイオク車にレギュラーを入れるとどうなる?

高級なセダンなどのハイクオリティー車は、ハイオク車となっているケースが多いです。
ハイオク車にレギュラーガソリンを入れるとどうなるのでしょうか?

レギュラーはハイオクよりも価格が安いので魅力的に映りますが、ハイオク車にレギュラーガソリンを入れるのは厳禁です。
燃えにくいガソリンを使って走ることが想定されているエンジン構造のため、燃えやすいレギュラーガソリンを入ればその分エンジンの負担が大きくなり、車やバイクの寿命を縮めてしまうのです。
ノッキング音と呼ばれる、カラカラとしたエンジン音を発しながら走るようになってしまいます。