フルビット免許証とは
フルビット免許証はめったに見えることのできないレアな免許証として知られています。
免許証の右下にある免許取得欄の部分がすべて埋まっているものをフルビット免許証と呼ぶのですが、これはとても貴重です。
フルビット免許証にあこがれて何年もかけて免許を取得するという人もいます。
フルビット免許証を持っている人のことをフルビッターと呼び、フルビッターになりたいと思っている人は意外と多くいるのです。
フルビット免許証を取得するためにはどういったことが必要なのでしょう。
フルビット免許証を取得する方法
フルビット免許証を取得するためにはすべての項目の免許が必要です。
その種類は15種類にも及ぶと言われており、取得する順番も大切になっていきます。
序数の少ないものから取得をして行かないとマークがつかず免許はあるのに免許証はフルビット免許証にならないということが出てくるので気をつけましょう。
特に原付免許は普通免許を取得すると自動的に取得できるため一度に取得しようと考える人が多いです。
このとき、免許は取得できどちらの運転も可能になりますが、免許証には原付欄にマークがつきません。
後から追加をしても印をつけることができないので、必ず免許の序列が低いものから順に取得していく必要があります。
さらに、2017年に準中型という免許が新たに新設されており、これは普通自動車と中型自動車の間に新設されたものです。
そのため今までフルビット免許証だった人はフルビット免許証ではなくなってしまうことになりました。
もしもフルビット免許証にしたいと思ったら免許の限定解除と再取得を行っていくことが必要です。
フルビット免許証を取得するにはどのくらいの費用が掛かるのか
普通自動車の免許を取得するためには教習所に通って試験を受けるため、教習所の費用と試験費用が掛かります。
これらはコースによっても違いがありますが20万円から30万円が相場です。
他の免許についても教習所に通い試験を受けていくことになるとかなりの費用が掛かります。
フルビット免許証を取得するためには一般的には費用相場は250万円といわれています。
ただし、教習所のコースが特別なものであったり、スムーズに合格ができなかったりするとさらに費用が掛かることを覚えておきましょう。
フルビット免許証を取得するメリット
フルビット免許証を取得することに何かメリットがあるのでしょうか。
取得していたからといって保険料が安くなったりどこかで優遇されたりすることは特にありません。
ただ、運転できる車種が広がることで仕事の選択肢が広がったり誰かの役に立てたりすることはあります。
また、フルビット免許証を取得しているということが自信や自慢になるという点はメリットです。