広い岩手県で立ち寄りたいスポット
岩手県は南北に広い太平洋に面した東北の県です。
岩手県にはアスピーデという世界的にも珍しい地形があり、その影響もあって景観にすぐれた峠道が多く存在しています。
峠ツーリングが好きなライダーにとっても岩手県は非常に人気が高く、いくつも立ち寄りたいスポットがあるものです。
代表的な人気スポットとしては「八幡平アスピーテライン」や「三陸海岸」「岩洞湖」といったところが挙げられます。
温泉が好きな人であれば「秘湯の宿 ふけの湯」が通好みの場所です。
まず最も有名な「八幡平アスピーテライン」ですが、これは岩手県と秋田県の県境に近い内陸の山麓の中にあります。
ちなみに「アスピーテ」というのは盾を伏せたような形状をしていることから名付けられた火山のことで、頂上のない全体的に盛り上がった形状をしていることが特長です。
八幡平アスピーテラインはそんな珍しい峠道を約27kmかけて走行するラインとなっており、途中には南側に岩手山があります。
樹林の中には青い湖沼やアオモリトドマツなどの珍しい景色もあり、山肌を切り開いたかのようななだらかな山の形は、他の地域では見られないものです。
ちなみにこの八幡平アスピーテラインは4月中旬～11月上旬まで道路の両側に数mの積雪があることから「雪の回廊」が現れる場所としてもよく知られています。
季節ごとに違った景色が見られる場所なので、ぜひ何度も訪れてもらいたいです。
近くには秋田県のトコロ温泉など有名な温泉地もあるので、そちらで宿泊をしてもよいでしょう。
三陸海岸でグルメツアーをする
東日本大震災の被災地として有名になった三陸海岸ですが、現在ではすっかり復旧も進み、観光地としての魅力も取り戻しています。
もともと三陸海岸は日本各地へと海産物を出荷する有名な場所でもあり、地元で食べられる海産物はまた他の地域とは一味違うものです。
まずおすすめなのが、新鮮な海産物を購入できる「宮古市魚菜市場」です。
岩手県宮古市は盛岡市からまっすぐ東に向かったところにある海岸線の市で、こちらの魚菜市場では地元産の海産物や野菜を購入することができます。
他にも冬期間限定ですが「三陸山田かき小屋」という名物店があり、大きな鉄板の上に大量に乗せた牡蠣を大勢で食べるという地元ならではのグルメを楽しむことが可能です。
宮古市魚菜市場では食材を購入できるだけでなく内部の食堂で飲食をすることもでき、そちらは安くて非常においしい料理が出てくるとしてよく知られています。
盛岡市ではやっぱり食べたいのがわんこそばで、市内にはいくつもわんこそばのお店が見られます。
また盛岡には「盛岡じゃじゃ麺」という肉味噌をつけて食べる料理もあり、麺類好きにはたまらない場所です。