1. 【耐久】耐久レースの魅力とライダー紹介

【耐久】耐久レースの魅力とライダー紹介

世界耐久選手権とは

世界耐久選手権とはFIM(国際モーターサイクリスト連盟)が開催している世界選手権の一つで他にも鈴鹿8耐やル・マン24時間、などの歴史あるレースがあります。
どのレースも伝統があるものですが、世界耐久選手権はその中でもレースの長さから世界で最も加工なレースといわれていてとても多くの人が興味関心を持っているレースです。

レースはスプリント形式ではありません。
現在は8時間と24時間が設定されており、1台のマシンを3人までのライダーで乗り継いで給油やタイヤ交換をしながら順位を競っていきます。

マシンは市販のスーパースポーツをベースとしてレース仕様に改造したものを使うのが特徴です。
ただ、普段の道路を走るのとは状況が違うので耐久性を重視したパーツに取り替えたり夜間を走るためのヘッドライトを装着したりという必要があります。
マシンの性能はもちろんのこととても高いです。

ヤマハのマシン

ヤマハは世界的にも知られているバイクメーカーです。
そのため多くの人がレースとなると注目をしています。

使われるマシンはヤマハのMotoGPマシンであるYZF-R1をベースとしているものです。
レギュレーションに合わせてモディファイをしているもので長年の参戦歴からの経験をもとにして長時間を走れてなおかつタイヤ交換や給油がスムーズにできるマシンにしています。
随所にヤマハのこだわりがみられ、戦闘力も耐久性もとても高いスペックを持っています。

耐久レースの魅力

耐久レースは一人ではなく団体で戦っていきます。
一度のレースで100名近いライダーが奏功することになるのでスタートは横一列ではなくスターティンググリッドと呼ばれる配置方式でスタートするのが特徴です。
スターティンググリッドはコースに沿って縦にスターティングポジションをとりタイムアタックでよい成績を事前に取っている選手から良い場所に並ぶことができます。

たくさんの選手が長距離を長い時間走るので体力が必要なのはもちろんですが、高い集中力をもってレースに臨んでいます。
その緊張感はなかなか味わえるものではありません。

激しいレースをする他のモータースポーツとは戦っている様子も違います。
静かなレースでありながらも皆が集中して熱い戦いを繰り広げていく様子を見るのは耐久レースの魅力です。

国内外の耐久レースには多くの人が集まり試合の様子を見守ります。
静かながらもとても熱い戦いは一度観るとその雰囲気に魅了される人が多いです。
急ピッチで行われるタイヤ交換も見ものの一つであり、どのタイミングで選手交代をするか、メンテナンスを入れるかといった戦略も楽しみながら観戦すると耐久レースの面白さがより一層わかるようになります。