1. 走っていると異音がします

走っていると異音がします

ブレーキパッドの異常かも

バイクを走らせているときになんだか変な音がすると、不安になるものです。
「もしかして故障してしまったかも」と、ヒヤッとした経験がある方も多いのではないでしょうか?

特にバイクを走らせている時にシャリシャリとした不気味な音がするのは、よくあるトラブルとして知られています。
バイクを走らせている時に異音が出たら、まずは原因を突き止めることが大切です。

バイクを走らせているときにシャリシャリ音がする原因の可能性としてまず考えたいのは、ブレーキパッドの異常です。
ブレーキに欠かせないパーツの一つであるブレーキパッドは、使うにつれて摩耗していく特徴を持っています。
そのため、メンテナンスをせずにいるとうまく機能しなくなり異音が出始めます。

ブレーキパッドはバイクの制動に欠かせないパーツのため、常に状態のいいブレーキパッドを使用することはとても大事なことです。
消耗品であるため、定期的に取り替えましょう。

自分でチェックすることもできますが、バイクの深部に装着されており正しくチェックするのが難しいため、初心者の方はバイクショップに持ち込むのがおすすめです。

ディスクローターの異常の可能性も

バイクからそれ以外の異音がする場合、ディスクローターの異常も考えましょう。
ディスクローターとは、ブレーキパッドを押し付けてバイクを制動させている円盤のような部品です。
タイヤについているシルバーの円盤のような部品をディスクローターと考えて良いでしょう。

ディスクローターは丈夫そうに見えますが、実は力を加えると簡単に曲がってしまうもろい部品でもあります。
転倒するなどしてバイクに強い衝撃が加わると、このディスクローターが変形してしまい異音のもとになるということがあります。

異音を解決したい場合、新しいディスクローターを取り付けることが必要です。

チェーンの異常も要チェック

チェーンの異常も、バイク走行時にシャリシャリとした変な音がする原因となることがあります。
チェーンは、エンジンの回転をタイヤに伝える大切なパーツです。
常にきつすぎずゆるすぎず、ぴったり張られていなければなりません。

このチェーン異常の原因として特に多いのが、汚れや錆などがたまりチェーンのコマに引っかかているというものです。
チェーンは初心者や素人でも自分で掃除ができるパーツなので、普段から定期的にクリーニングやメンテナンスを行い異音の発生を防ぐようにしましょう。

チェーンが緩んでいることによりシャリシャリとした音が出ている場合もあります。
この場合はチェーンの張りを調整しましょう。

チェーンの異音を放置していると、ブレーキが関係している異音に気付けない可能性も出てきます。
大きな事故を防ぐためにも、走行時のバイクから異音がしたらまずはしっかり原因を突き止めましょう。