ちょっと遠出をしたいときにおすすめの茨城県
首都圏に住んでいる人にとってのツーリング先はいくつかありますが、どちらかというとマイナーな位置づけになっているのが茨城県です。
茨城県は関東の一都六県の中では北側の海側に位置しており、すぐ北の県境は福島県ということもあって、冬期間はかなり寒いという特長があります。
しかし実は茨城県は一都六県では東京、神奈川、埼玉、千葉に次ぐ5番目に人口の多い地域です。
観光名所も数多くあり、ツーリングをする楽しみも十分になります。
茨城県の定番ツーリングルートとしてはまず「ビーフライン」があります。
「ビーフライン」とは正式名称を「広域営農団地農道」の、「笠間」と「笠間2期」のことです。
具体的には常陸大宮市の国道118号から笠間市の国道50号までを結ぶようになっています。
広域農道と聞くとまるであぜ道が延々と続くかのように思えますが、実際にはきちんと舗装されており、走りやすい広い道路です。
入り方としては、まず北関東自動車道の友部I.C.から下りて国道355号線に入ります。
そこから芸術の森公園を経由すると1km程度ですぐにビーフライン入り口へ到着します。
このビーフラインは適度なワインディングのある走行をして楽しい道となっているので、途中の観光地に立ち寄りつつもライディングをしていくのがおすすめです。
ビーフラインを抜けたら笠間周辺でランチ
茨城は食品の名産品も多いことから、ツーリングの途中でお気に入りのランチをするのもよいと思います。
ビーフライン最終地点となっている笠間は、美味しい飲食店が多いところでも有名なので、いくつか行きたいお店をピックアップしてみてください。
笠間市には日本三大稲荷の一つ「笠間稲荷神社」があることでもよく知られています。
笠間稲荷神社は縁結びでも有名なので、ちょっと立ち寄りがてらお参りをしてみるのもおすすめです。
稲荷神社ということもあってか、笠間稲荷の近くには名物の「変わりいなり寿司」があります。
神社の門前にはたくさんのお土産屋さんがありますが、その中に「きむらや」という笠間でも有名なお店があります。
のれんに可愛らしいキツネのイラストがあるのが目印で、そちらではちょっと変わったおいしい稲荷寿司を購入することができます。
変わりいなり寿司では普通のいなり寿司の中に具材が詰められており、それでいて1つあたりの価格は100円ちょっとというリーズナブルさです。
おすすめは蕎麦稲荷というお蕎麦が入っているいなり寿司で、酢飯のかわりの蕎麦を使うという非常に珍しい作りになっています。
また笠間は栗の名産地としてもよく知られていますので、デザートやお土産には栗を使った和菓子がよいでしょう。